ゲームキャラの名簿帳

遊んだゲームのプレイアブルキャラについて徒然に書き留めていきます。

ファイアーエムブレム 新・暗黒龍と光の剣

初代FEのDS版リメイク。DSにしては絵柄とグラフィックが若干古臭い気がします。

私が3作目にプレイしたFEで、難易度ノーマル限定で前日譚となる物語が展開されると聞いてノーマルを選択しました。

 

マルス(ロード)

・幼少期にアリティア王国を追われた王子。祖国奪還のためタリス義勇軍を率い、親の仇・ガーネフと黒幕・暗黒龍メディウスの打倒に燃えます。

・重い使命と多くの人員も抱えた彼には軍師が欲しい所ですが、それは次回のお話。少年期をアットホームな環境で過ごした影響か顔つきが若干幼いです。というか若干ブサイク。

・主人公らしく物理ステータスは高いのですが、剣しか装備できないため遠距離攻撃ができないのが悩ましい。彼の特権はレイピアで序盤のボスに多いアーマーを貫通できること。ただし味方の戦力(特に魔法などの対アーマー手段)が揃う後半ほど彼の存在感が薄れてきます。

・15章を跨ぐ頃には“ファイアーエムブレム”の力で宝箱を開梱する盗賊に成り下がりました。味方が血で血を洗う熾烈な戦いを繰り広げる中、彼はせっせとお宝集めに精を出します。これでいいのか英雄王。これでいいのかファイアーエムブレム。トレジャーハンター業に専念するため、ブーツは彼に履かせましたが、正直普通に戦闘用ユニットに持たせるべきだったと後悔しています。

 

シーダペガサスナイトパラディン

・小さな島国・タリスの王女。アリティアから亡命したマルスを匿い、以降彼と生死を共にする覚悟を決めます。一応メインヒロインですが、物語には特に関わってきません。

・同盟軍の中途採用担当として敏腕を振るい、言葉巧みに(?)戦場の男たちを手玉に取ります。

・噂に違わず真ん中だけ本当に良く伸びる。力は高くありませんが、専用武器ウィングスピアがレイピア以上に優秀なためアタッカー性能は存外に一流。重装と騎馬は槍なので三すくみ不利にもなりません。レディソードも強力で速さもカンストするためほぼ確実に連撃が決まります。

・元祖ペガサスナイトですが、ドラゴン使いという柄ではないので馬に乗せました。緑のドラゴンよりは白馬の方が様になってます。ペガサス時代は耐久の低さと弓が怖すぎて前線に出せませんが、パラディンにCC後は人並みになりました。

パラディンはステータスのバランスが良く、気が付いたらマルスよりも強くなってて笑いました。機動力を活かし、割引カードを持って買い出し係を担当する場面も多いです。未来の王妃は買い物上手。

 

カイン(ソシアルナイト→剣士→ソードマスター)

・“猛牛”の異名を持つ赤髪の騎士。「王子!どこにおはします王子!」とマルスにアリティア王の訃報を伝え、以降は祖国奪還のために尽力します。

・個人的にソシアルナイトはクールなイメージがあるので猛牛のイメージとは合致しません。今回CCした剣士もクール系なので出来ることなら斧兵にしたかったのですが、本作のCCシステムでは叶わない夢。というかそもそもカインが“猛将”と呼ぶには知性的過ぎる。

・存外力が伸びず、技・速が伸びるテクニシャンタイプ。猛牛とは。従って素のパワーは今一つなので特効武器の専門家として運用しました。終盤にマムクートが増えてくると、ドラゴンソードで水を得た魚のように暴れ始めます。

・耐久は前衛としては一歩劣るものの、回避はやや高いです。

・次回作ではクリスたち新米兵を教導する立場になりました。

 

アベルソシアルナイトパラディン

・端整な顔立ちをした緑のモテ男で、”黒豹”の異名を持ちます。マルス以上にセクシープリンスしててズルいぞ。カインとライバル的な扱いをされている媒体もある様ですが、作中では特に2人の関わりはありません。

・彼はソシアルナイトのまま育成。ステータスのバランスが高く、槍と剣の2つを扱えるので3すくみ不利になりにくいのが長所です。シーダの様にウイングスピアは持てませんが、素のスペックは彼女を上回ります。

・技巧派系の外見に反してカインよりも力が伸びます。機動力が高く、手槍も投げられるので隙の無いエースに成長しました。守備・魔防ともに平均以上の水準のため、索敵型の敵の釣りだしも任せられます。

ペガサスナイト三姉妹の末妹エストと恋仲ですが、長女パオラからも想いを寄せられているようです。三角関係の行く末が語られるのは次回作となりますが、私の次作のROMデータではマルスの説得が間に合わず命を落とすことになりました。流石に申し訳ないことをしたと反省しています…。

 

ドーガ(アーマーナイト→ジェネラル)

・アリティアに仕える地味顔ぽっちゃりの甲冑兵。作中の描写は「ジェイガンの指示の下、タリス行の船を用意した」だけの活躍で終わっていますが、以降も初期メンの一角として重用しました。

・敵のアーマーナイトが強いのであれば、当然味方も然り。橋や狭い通路を防ぎ、弓兵とコンビで行き詰った敵を倒します。

・剛力なだけでなく、見かけに拠らず結構素早いので追撃することもあります。手槍で遠距離にも対応できるのも嬉しい。移動に関しては流石に鈍重ですが、ジェネラルになると移動力が1伸び、この1が馬鹿にならないことを知りました。

・終盤は神器グラディウスを振るう勇姿も見せてくれました。ジェネラルでは弓を持てるようになりますが、正直手槍で事足ります。

・暗黒戦争での活躍とその後の活躍に尾鰭が付き、”ドーガ伝説”を形作るに至りました。

 

オグマ(傭兵→勇者)

・中年にも青年にも見えるタリス王国の傭兵隊長。10代と思わしきシーダに思いを寄せている描写があるので、どうか青年であって欲しいです。

・傭兵は剣士と何が違うのが正直良く分かりませんが、普通にHP・力が良く伸びて安心感があります。特に際立った個性・強みこそありませんが、どの場面でも活躍するオールラウンダーです。オグマは作中有数の強キャラ設定なので、周りより1まわり強いぐらいの方がいいですね。実際は0.5まわりぐらいですけど。

・勇者は戦闘モーションに躍動感があります。大盾を片手にバク転を加えながらの攻撃は鈍重な一撃が期待できそうです。斧で騎馬兵に有利を取れることに加え、手斧で遠距離攻撃ができるようになったのが強みの兵種です。

 

バーツ(戦士→バーサーカー

・オグマ隊長を慕う部下。同僚のサジ・マジと比べて明らかに顔立ちが整っているばかりか、実力も頭一つ抜けています。
・性能は至ってシンプルな斧兵。従って命中はやや他に劣るものの火力は一人前。HPが高いので、主に槍を使う騎馬兵の受け役も務めます。

・斧キャラとして立っているのでミネルバ様のオートクレールの後継者として白羽の矢が立ちました。

・次回作では諍いを疎んじ隠遁していたところ、かつての仲間に激を飛ばされ再び斧を取る…というアクション映画の主人公のような登場の仕方をします。

 

レナ(シスター→司祭)

・盗賊ジュリアンに連れられて加入したマケドニアのシスター。幸の薄い顔をしている女性ですが、唯一のハマーンの使い手であることから特別な力に恵まれた存在であることに疑いはありません。若干髪の毛がボサボサなのが気になるので暇なときに梳かして欲しいです。

・希少な回復担当。戦いで傷ついて逃げ帰って来た男たちを癒す反乱軍のオカン。一人で回復の全てを担当しているので想定よりも経験値が多く入ったのが嬉しい誤算です。

・耐久は紙なので、絶対に前線に出さないように立ち位置を調整すること。

・ワープを使ってピンチを乗り越えられた場面もありました。CC後の司祭は杖ランクがAあるので、CC直後からリザーブが使えます。

・司祭からは念願の魔法攻撃も可能に。E~Dランクあたりでは威力が低くて削り/トドメ程度だったけど。

・次回作ではメディウスに囚われていたところをジュリアンに救われ、大胆なプロポーズをする見せ場を演出しました。大胆な告白は女の子の特権。

 

ハーディン(アーチャー→スナイパー)

・オレルアン王国の王弟で、同国の“狼騎士団”の隊長を務める人物。本人も“草原の狼”の二つ名を持つ大陸有数の武人です。ターバンを巻いているのでオルアレンは中東に該当するのかもしれません。

・次回作でラスボスを務める哀しい運命にある男。Googleサジェストで「ハーディン かわいそう」と出てきてしまう男。これだけ重要なポジションであるにも関わらず加入時は特に目立った描写がありません。

・上級職の部下を連れているが自身は下級職・Sナイトで加入します。Sナイトはアベルで事足りているので、アーチャーにCCして弓兵不足を補ってもらうことにしました。

・力・技・速が良く伸びるので後衛アタッカーの適性が高いです。ただし序盤は前衛に比べて戦闘回数が少なくなるので、武器レベルが育ちにくいです。

・CC後はより高火力が出せるようになり、飛行系以外も連撃込みでワンターンキルできるように。続編ではグラディウスを愛用しているようですが、私の知るハーディンはパルティアと共にありました。

 

ウルフ(ホースメン→ジェネラル→ホースメン)

・ハーディンの部下その1。狼騎士団所属。別にストーリー上で存在感を放っている訳ではありませんが、重量級男性不足なので力を貸して頂くことに。強キャラと知っていたので採用したというのは内緒。

(※本作の男性は軽量級と重量級に大別されており、それぞれCCできる兵種が異なります。軽量級の男性は剣士/Sナイト/アーチャーなどにCCできますが、傭兵/戦士/AナイトなどにCCできません。)

・全体的に成長率の鬼。強いて言うなら速さが伸びないので連撃はできません。ジェネラル時代は「壁役の弓兵って強いのか?」と思ったが、HPと力が2上がることもある成長率であればどんな兵種でも弱い訳がありませんね…。

・ホースメンに転職後は、圧倒的な守備力と引き換えに、高い機動力を手にしました。剣レベルを上げる余裕はないので"動けるスナイパー"としての運用となります。

 

ザガロ(ホースメン→ウォーリアー)

・ハーディンの部下その2。加入理由はウルフと同じ。塩顔だがこちらもイケメン。アベルとキャラが被ります。

・ハーディン・ウルフと一緒に弓を扱う兵種になりましたが、彼の愛用武器は斧。序盤で能力が育ち切っていない頃は3回に2回は手斧を外してて非常にもどかしかったです。

・圧倒的なHPに裏付けられたタフネスが自慢で、魔法を食らっても返しの手斧/弓で反撃できます。

・最終戦でもなお斧・弓ともにCランクだったため、贅沢にも術書を2冊費やす羽目になりました。

 

リンダ(魔道士→賢者)

アカネイア大司教・ミロアの娘。父は賢者ガトーの後継者として究極魔法・オーラを受け継いだ名うての魔道士でしたが、ガーネフに殺害されてしまい、自身も命を狙われてしまう羽目に。ノルダの市場に監禁されていた所をマルスに救われ、そのままオーラの書を携えてアリティア軍に加わります。

・加入直後はステータスが低く前線に出せません。魔力が育ってからはあまりに強かったので、天使の衣を着込ませて前線に出せるようドーピングしました。

・魔導書の武器レベルが上がってからは魔法エースとして活躍しました。十八番のオーラは必殺の一撃です。連撃できるようになれば使い勝手が大きく変わるのではやての羽は彼女に投与しました。

・賢者にCCしてからは回復ができるようになったのですが、正直彼女の貴重な1ターンを費やすぐらいなら魔法攻撃で1人仕留めて欲しいところです。この点で回復特化のレナさんとの差別化はされていました。

・オーラをメディウスの急所に叩き込みタイマンで勝利。魔法ゴリラここに極まれり。「新・暗黒竜と光の書」である。

 

ジェイク(シューター)

・商人アンナを彼女に持つリア充お兄さん。シューターとアンナと付き合っている設定がなければ本当に無個性でした。

・シューターは遠距離から敵を潰せる特殊兵種。弾が終盤まで店売りされていないので慎重に運用した方がよいのではないか、と思ったが、高威力・カス命中のストーンヘンジの残数が多かったので気兼ねなく使えました。低耐久だが厄介な魔導士・僧侶を掃除してくれます。

・シューターが厄介なのは敵も同じなので、サンダーボルトで敵のシューターも潰せることも非常に心強いです。

・弾は結局大量に余ったので、他のユニットに分け与える経験値さえ確保できればもっとガンガン使って良かったと思います。

 

パオラ(ペガサスナイトドラゴンナイト

マケドニア白騎士団として王女ミネルバに仕える天馬騎士。本作有数の強キャラとして名前が挙がるペガサスナイト3姉妹の長女です。アベルに叶わぬ想いを寄せているという設定もあったり。

・加入直後から槍レベルがBあるため、高い機動力を活かして銀の槍を振り回せるのが嬉しい。なお、これだけだとジェイガンと褒めどころが同じになってしまうので他の長所を挙げたいところではあります。

・本作のドラゴンは緑色なので彼女のイメージカラーとぴったり(マップ上だと青いけど)。攻撃が大きく上がり、同盟軍内トップクラスに躍り出ました。ただし、存外に速さが伸びないので連撃が期待できません。

・ペガサス時代は耐久が低く弓に弱いので慎重な進軍をせざるを得ませんが、終盤は上司の兄から強奪したアイオテの盾で弓も怖くありません。

 

チェイニー(コマンド)

・味方の能力をコピーする唯一無二の曲芸を持ちますが、キャラクターとしての存在感は薄いです。むしろ新・紋章の謎だと神竜族という隠されたルーツによる語り手となる章もあるのでそっちの方が印象に残りました。

・大抵の場合レナに化けて第2の回復係をお願いしていました。

・変身が解けると変身先の最大HPからチェイニー本来の最大HPまで減少する仕様を活かして、リンダの杖レベルをE→Cにする練習相手を務めた珍場面も。