ゲームキャラの名簿帳

遊んだゲームのプレイアブルキャラについて徒然に書き留めていきます。

毛糸のカービィ プラス

 

カービィシリーズながら、お馴染みの”すいこみ”や”コピー能力”といったアクションがない異色の作品です。タイトルに”星の”が付いていないので本編とは異なる、という解釈も可能ですね。

本作のカービィは毛糸の身体に姿が変えられており、

・身体から糸を伸ばしてものに引っ掛ける

・裁縫道具を用いて敵を倒す

・身体ごと別の形に変形して特殊なアクションをする

といったアクションでステージクリアを目指します。

毛糸の世界に迷い込んだカービィが、毛糸の国の王子・フラッフに頼まれる形で、悪の奇術師・アミーボ・アモーレを倒しに旅立つ物語です。

今回私が遊んだのは3DSリメイク版の「毛糸のカービィ プラス」になります。全ステージをクリアしていますが、”おたから”の全回収はできておりません。8割は獲ったと思います。

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ドラゴンクエストⅦエデンの戦士たち

前作までとは異なり、三部作に連なることのない単独作品です。

ストーリーとしては過去の世界で魔物から人々を救うことで、魔王の支配から大陸/島々を解放し、現代の世界にその大陸/島々に住まう人々を取り戻す…という一連の流れを繰り返す構成になっております。

シリーズ屈指のボリュームと、後味の悪い結末を迎えることも多いエピソードの数々は人によってはネガティブな思い出として残ることもあるかもしれませんが、何よりも本作を特徴付けている魅力でもあるでしょう。

 

アルス

・歴代DQ主人公で最も華のない容姿をしている村人B(2Pカラーなので村人Aですらない)。身分も"漁村フィッシュベルの漁師の息子"と凡そ世界を救う運命にあるとは思えませんが、不思議とグランエスタード王子様や網元のご令嬢からは頼りにされています。貧富の差を気にしない交友関係は素晴らしいですね。

・主人公らしく物理と回復の両方を担います。ブーメランで全体攻撃できるのは種泥棒にはできない芸当。ホイミ/スカラと最序盤のボス戦を支える呪文を覚えるうえ、ルーラも使えます。ホイミの回復量がやや物足りないタイミングで早期にベホイミを覚えてくれるのが素晴らしい。伊達に薬草カラーの服を着てないですね。

・火炎斬り男が去り、晴れてパーティの先頭に躍り出た彼は転職による着せ替えで地味な外見は隠すことに成功します。

・ラッキーパネルで当てたゾンビキラーを片手に戦います。雑魚戦では回し蹴り、ボス戦では兜割り/正拳突きで大ダメージを稼ぐ大黒柱。飛んでいる敵には飛び膝蹴りがいい感じで入ります。

・中盤になる頃にはHPが高く育ち、他の仲間が軽装であるのに対して重装備ができる事も強みになります。就職先も物理系なので強みを後押ししてくれました。キーファがいないだけでこんなにアルスが頼りに見えるなんて…。

・僧侶にも就職しているのでヒーラーも担えますが、バトマス時代はMPがかなり低いことと、雑魚戦で殆ど被弾しないことからあまり使ったことがありません。将来を見据えて不思議な木の実を全て投与したところ、潤沢なMPからベホマラー/ザオリクも使えるようになりました。

・物語の終盤"魔王を討て!"と世界がアルスに希望を託す中で、やはり彼の最終職は勇者しかありえないと結論付けました。クリア後はアルテマソードを神様に叩き込むためにゴッドハンドに再就職したけど。

・勇者はギガデイン/ギガスラッシュ/ビックバン/灼熱/剣の舞…とあらゆる奥義を習得しますが、正拳突き/へんてこ斬りなども現役。専用の水龍の剣はオチェアーノの剣に持ち替えました。

・終盤は精霊の力が宿った神具で身を包み、勇者の力でHPを自動回復するので相変わらず耐久もばっちり。本作の伝説装備はやや耐性に穴があり、店売り防具の方がマシな場合もありますが、そこはロマンを優先しました。

・物語の終盤で、伝説の海賊団の首領・シャークアイと王女アニエスの息子が、時空を超えてフィッシュベルのアルス母(マーレ)の腹に宿ったことが彼の出自であると匂わされます。倫理感とかないんか。


キーファ

・島唯一の王国グランエスタードの王子様。アルスより2つ上の18歳。世界に島が一つしかない現実に疑問を抱き、冒険の契機を作った張本人。育ちがいいので旅先では年長者として挨拶を切り出すなど頼れる兄貴分なのですが、美しい女を見つけるや否や許嫁がいるにも関わらずワンチャンを狙い、アルスに酒を運ばせる豹変を見せます。

・個人的に”親孝行”と”血筋の責務”は果たさなくてもいいと考えているので、世評ほどクズとは思いませんが、女で態度を変えるような奴か…と失望しました。

・性能は幼馴地味ーズきっての物理アタッカー。火炎斬りをして貰うだけで十分活躍します。素早さが低いので雑魚戦では他に劣りますが、ボス戦では無二の火力要員となります。


マリベル

・主人公の幼馴染。早すぎたツンデレと再評価されたずきんちゃん。陰鬱で複雑な人間ドラマが交差する本作において、好き勝手発言してくれる彼女はいい清涼剤となります。外伝作品で付いたCV悠木碧はこれ以上ないハマり役でしたね。

・メラではギリギリ敵を倒しきれないので、割と鞭で戦うことが多いです。イオは破格の威力を誇りますが、連発するMPの余裕がないので注意。

・耐久はもちろん野郎2人に及びませんが、前作のバーバラと比較すれば全然気になりません。キーファ離脱後に命の木の実と守りの種を全て彼女に投与した結果、アルスを超え異常に堅牢な前衛にのし上がりました。身躱しの服を着せて先頭に立たせれば最適なヘイト役。物理火力はほか2人に任せてずっと命の石を擦るだけのお仕事です。ダーマ編において本邦初の安定攻略法を開発してしまったかもしれません。

・補助についてはルカニでボスの守備力を空にできるのが強みで、歴代の魔法使いと異なりホイミも自力習得するのが地味に助かります。また、本作のボスはよく寝るのでラリホーが刺さるほか、ダーマ編では眠りの杖でアントリアを永眠させました。

ダーマ神殿解禁でいざ呪文エースに…と思いきや、”呪文使うな”にすることで敵の耐性に合わせてコミックソング/ステテコダンス/百裂舐めで動きを封じる名アシスターとして活躍しました。お嬢様気取りだったのがゾンビも虫も構わずベロベロ舐める品の無い娘に変わって複雑な気分です。何故かグループ攻撃扱いのへんてこ斬りでダメージと混乱を同時に付与することもあります。正直呪文アタッカーとして運用するよりもよっほど強いです。

・立ち絵の顔は不細工なのですが、踊り子・スーパースター衣装の彼女は非常に可愛いのでDQ初のビジュアル萌えを堪能できます。スパスタはハッスルダンスで素早い全体回復役を担えるという点から、決して弱い上級職ではありません。

・物語中盤で父親の介護のため実家に帰ってしまいましたが、世界の危機を悟り前線復帰します。Vでビアンカが復帰した時以来の感動です。最近勇者扱いされていてむず痒かったので、事ある毎にトロいだの何だの言ってくる彼女の小言が染みました。

・終盤はガボの灼熱で狩り切れない敵が増えてきたので、MPを使う大技の呪文で行く手を阻む魔物を蹴散らました。往年の女魔法使いが得意としたメラゾーマ/イオナズンの他には、煉獄火炎/ジゴスパーク/ビックバンも習得。全体火力性能はパーティ内最強を保持しました。異変後に出現する魔物は状態異常耐性が高く、安直な行動停止は通用しないので以降のマリベルは”ガンガン行こうぜ”を貫きます。後方支援担当だった彼女がエースアタッカーとして返り咲く様は、物語終盤の展開と相まって奮い立つ思いでした。

・終盤でも相変わらず耐久面は完全に克服しています。ドラゴンローブ/水鏡の盾/黄金のティアラと装備品も一級品です。

・補助面ではベホマラー/ザオリク/マジックバリア/フバーハの4種を高い素早さから使えるのが有難いです。天地雷鳴士になるとベホマラーを覚えなくなるので、クリア後にヘルバトラーを経由して覚えさせました。


ガボ

・人間の姿に姿を変えられた伝説の白オオカミ。「人助けは大好きだぞ!」「アルスが病気になったらオイラの持ち物を売って薬を買ってやるからな!」と恥じらいもなく話す彼は、まさしく殺伐とした本作を照らす太陽。仲間の脱加入が多い本作において、一度も離脱せず冒険を盛り上げてくれる心の友でした。

・力のルビーがあればアルスに引けを取らない火力でブーメランによる先制攻撃ができます。AIに任せれば敵が1グループの時は威力が下がらない”引き裂け”を勝手に使ってくれるので、野生児の印象に反してかなり賢いです。

・ラッキーパネルで炎の爪を入手後は単体火力も出せるようになり、全体攻撃も船乗りで覚えた稲妻&魔物ハンターで覚えた炎・吹雪ブレスと揃ってきます。灼熱を覚えた後は、雑魚戦が戦闘でなくなりました。

・ラッキーパネルで防具も充実させることができ、小柄/細身/薄着の印象に反して厚手の鎧を装備できるので耐久には困らなくなりました。

・補助では敵全体をメタル系含め容赦なく眠らせる羊数え歌が極めて便利です。MPが低いので呪文アタッカーやメインヒーラーにはなり得ませんが、キアリー/キアリク/祝福の杖で回復したり、スクルト/フバーハ/マジックバリアでボス戦のバフ役としても大活躍します。フィールド特技の口笛/盗賊の鼻も便利。本作の魔物ハンターは本当に優秀ですね。そもそも魔物”マスター”ならともかく”ハンター”って他の職業にも当てはまる気がするんですけど。

・本作は最終的に5名の仲間が加入している状態になる一方で、パーティとして連れ歩けるのは4名のみ。他3名は途中離脱したりそもそも加入が遅かったりしたので、十分活躍してもらったガボを仕方なしに外しました。巨大な海賊船ではなく彼を乗せるための馬車が欲しかったです。


メルビン

・浮浪者のカイロにされていた伝説の英雄。登場シーンが仰々しくて笑いました。シリーズ初の”ござる”語を話す人物。西洋風世界観のDQと、日本人らしい口調があまり合っていない印象があります。

・彼のステータスは平均並のHP/力、仲間トップのMP/守り、そして低い素早さ…とこれまでのDQには類を見ない特徴を持ちます。Ⅴのオークスに近いかもしれません。

・上記の通りステータスは軒並み高いのですが、物理火力は主人公に一歩劣り、素早さが低いので雑魚敵の集団を範囲攻撃で薙ぎ払う使い勝手はマリベル/ガボに劣る…など普段使いに悩むことになります。

・物語後半ではクリスタルパレス聖戦士団長として再就職。この御年で教育係/指南役ではなく団長に復帰しているのは頭が上がりませんね。更には”聖騎士の力”という謎パワーも携えて一人ご都合主義を展開します。更には過去編・徘徊老人編といった単独劇場も用意されている優遇っぷり。クリア後の神様謁見時には、”勇者”に転職のうえ先頭に立たせました。鳥山明の描くジジイはいくら恰好良くてもいい。

・終盤になると、ゴッドハンドの脅威的な職業補正とメタルキングの剣で一定水準の物理火力が出せるようになります。それでもアルスには劣るので、高いMPを活かしてアルテマソードやギガスラッシュといった固定ダメージ特技で戦いました。

・ボス戦では”命大事に”に設定することで、ターンの最後にベホマ/ベホマラー/ザオリクを掛けてくれるので安定感が増します。ただ、欲を言えばゴッドハンドは敵のHPをゴリゴリ削って欲しい所なので、その点微妙ではあります。


アイラ

・キーファとライラの子孫であるユバールの民。10代目の踊り子としての使命を忌避し、自由な人生に思いを馳せる様はかつての親友と重なります。

・周りを無視して勝手に話を進めるタイプで第一印象は悪いです。でも正直こんな大人のお姉さんと親しい中になったら、”地元の権力者の娘”というだけでお嬢様気取りのかっぺ頭巾のことなんか忘れちゃいそうです(辛辣)。グランエスタードで再会した時の「私に会えなくて寂しかった?」という台詞にトギマギしました。自分が”お姉さん”として認識されていることを自覚しているお姉さんはどの世界にも必要ですからね。

・物理系のステータスは高いので弱くはないのですが、普通に育てるとどうしても劣化アルスになります。従って力と素早さの種を食わせて武闘家系アタッカーとして差別化し…たかったです…。弱くはないんだけどね。

・最終職業には海賊を選択しました。物理ステータスがそれなりに高い+オート盗むが付いている+特技もそれなりに優秀という性能に加え、本作は船旅/海賊が物語の中心にあるので最終職業に選びたいなと思っていました。加えてアイラは海賊衣装がクールに締まっており、後述の剣の舞も習得するので迷わず採用しました。

剣舞を得意とする彼女には”剣の舞”にバラの花弁が舞う専用モーションが用意されており、中々見応えがあります。ボス戦で出番が多い特技なので何度も目にすると段々飽きてしまうのは内緒。

・雑魚戦では水流の剣でメイルストロムを使って欲しいのですが、なぜか自分のMPを消費してまで使おうとしてしまいます。

・細身の女性なので打たれ弱そうな印象がありますが、そこはやはりキーファの血を継ぐ者。彼女もメルビン程度の耐久力があって頼りになります。終盤はブレス耐性が肝要なので仕方なしにギガントアーマーを装備させましたが、イメージ的にはプリンセスローブを着せたかったです。

・MPは少ないので基本的に補助役に回ることはありませんが、ボス戦でアルスにバイキルトを掛ける役目があります。他には地味ながらボス戦で英雄の杖でフバーハをかける役目も担っています。

・あるに越したことはないベホマラーホイミスライム職を経て習得。味方全員のHPが少なく、かつマリベルが状態異常or死亡しているときのみ、という予備電源的な使い方です。とはいえ神さま戦は常に死闘なので多用していました。

星のカービィ2

シリーズ第3作。前作・夢の泉の物語(私は未プレイ)で導入されたコピー能力に加え、カービィのお供として冒険を支えるリック/カイン/クーが登場しました。GB作品としてはボリューム(ステージ数)があり、満足ゆくまで遊べました。

一部のステージには”虹のしずく”と呼ばれる隠しアイテムがあり、入手方法は特定のコピー能力×お供の組み合わせによるギミック解除に限られます。わざわざ別のステージでお供を回収した後で、ギミックを解かなければならないケースもあるので中々骨が折れました。

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星のカービィ

カービィシリーズは小学生の頃から遊んでいますが、初代は中々触れる機会がなかったのでVCでプレイ。難易度がインフレしていたアクションゲーム市場に、”初心者でも遊べる簡単アクション”として一石を投じたことで知られる本作ですが、実際に遊んでみると普通に難しかったです…。

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ファイアーエムブレム 新・暗黒龍と光の剣

初代FEのDS版リメイク。DSにしては絵柄とグラフィックが若干古臭い気がします。

私が3作目にプレイしたFEで、難易度ノーマル限定で前日譚となる物語が展開されると聞いてノーマルを選択しました。

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ファイアーエムブレム 覚醒

私が初めてプレイしたファイアーエムブレムです。存亡が危ぶまれたシリーズを救ったヒット作でありながら、若干軟派な印象を受ける演出が往年のエムブレマーの批判の的となった作品です。私個人としては、本作をライトに楽しめたからこそ他作品にも手を出した事実に間違いないので、思い入れがあります。

ストーリーとしてはまさに王道。イーリス聖王国の王子クロムが、世界を絶望に陥れる邪竜ギムレーに挑む物語です。プレイヤーは彼の軍師・相棒という立場から支える立場にありますが、皮肉にも自らの出自に関わる運命がそれを阻むことになります。

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戦場のヴァルキュリア

シミュレーションRPGFPSアクションを融合させたゲームシステムが特徴的な名作で、私はswitchで発売されたHDリマスター版をプレイしました。アニメとして名前は聞いたことがあったのですが、原作がゲームであるとすら知りませんでしたね。

物語の舞台は20世紀前半のヨーロッパ。国家間の大戦に巻き込まれた小さな中立国・ガリアの若者たちが、知恵と勇気で大国からの侵攻に立ち向かう物語です。

 

操作できるユニットは

① メインストーリーに深くかかわるキャラクター

② サブストーリーの登場人物として抜擢されたキャラクター

③ その他のキャラクター

の3種類に大別でき、①②だけでは戦闘の最大出撃数に満たないので③の中からも数人採用しました。アニメ版のHPの登場人物一覧に載っている人から優先的に選んでます。

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