ゲームキャラの名簿帳

遊んだゲームのプレイアブルキャラについて徒然に書き留めていきます。

ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々

続いてドラクエⅡ。FC版は苛烈な難易度と聞いていますが、私がプレイしたのはリメイク移植版なのでそこまで難しくはありません。

 

ローレシアの王子

・本作の主人公。父親から銅の剣と軍資金150Gのみを授かり魔王討伐に旅経った肉体派ロックマン。フィールドBGM「遥かなる旅路」も前作並みに物悲しいことも哀愁を誘います。

・仲間内で最も屈強な腕力の持ち主で、強力な武器を装備できるため単体火力はピカイチ。なお呪文は一切使えないので集団戦には向いておらず、最初期は集団で登場する敵にタコ殴りにされてしまいます。

・仲間の加入後は相対的に"素早さが低いキャラ"という位置付けになってしまい、彼がモタついてる間に他2人が片を付けてしまう場面も少なくないです。ただし、ボス戦では主要なダメージ役なので役割分担はされていると言えます。

・高いHPと頑強な防具に恵まれており、高い被弾率と合わせて仲間を護る役割を担います。雑魚敵の攻撃がバカにならない事も多かったので、耐久力の高い彼は心の支柱でした。

・呪文を覚えないため、LvUpした時のワクワク感に欠け、正直使ってて楽しくはありません(辛辣)。


サマルトリアの王子

・FC版ではクソザコだった(らしい)パイナップル。本作では物理攻撃/呪文攻撃/回復/バフと多芸なので一番腐らなかった印象です。

・ローレと追いかけっこをした挙句「いやー さがしましたよ」で少しイラっときたり、微妙にフィジカルが弱かったりして第一印象は最悪なのですが、最終的には一番のお気に入りとなりました。

・攻撃面については、流石にローレと比較すると見劣りするものの物理で殴れる水準は担保されています。呪文も習得し、初めてギラで範囲攻撃できたときの感動は忘れられません。

・例によって袋がないので毒消し草を持ち歩く余裕がなく、序盤はホイミと並んでキアリーが重宝します。フィールド呪文のルーラ/リレミト/トラマナも助かるのですが、そうなるとどうしても秘伝技要員のポケモンみたいな目で見てしまう自分がいました。

・中盤以降は補助呪文も揃っていき、回復呪文こそベホイミ止まりですが、終盤にはザオリクが使えるようになります。また、本作唯一のバフ技であるスクルトはボス戦で輝きました。

・中盤で習得し、前作で日の目を見なかったベギラマが超火力だった衝撃も彼を語る上では外せません。ザラキも決まれば凶悪です。

・接戦だったシドー戦では力の盾で自己回復が出来たのが助かりました。


ムーンブルグの王女

・紅一点。媒体により髪色が黄色だったり紫だったり安定しない女の子です。本作の物語は彼女の国が魔物の手に堕ちた日から始まります。

・登場時はハーゴンの手先によって犬に姿を変えられています。食事はどうしていたんでしょう。日本では野良犬/野犬を見ることは中々ないので生態が分かりませんが、きっと生き延びるために不本意なものを口にせざるを得なかったに違いありませんね…。

・彼女にラーの鏡を当てることで元の姿に戻り、晴れて仲間になります。以降はフィールドBGMが明るい「果てしなき世界」になるので、野郎二人の寂しい旅に温かい光が差し込んだ気分になりました。

・ギラより強いバギが使えるので、呪文アタッカーとしてサマルより確実に格上である様を見せつけてきます。素早さが高いので先制範囲攻撃が可能なのも強みです。反面、物理火力は全く期待できません。

ベホイミを最初から覚えている時点で補助役としてもサマルより格上であることが分かり、終盤ではベホマ/ザオリクも習得するので回復役としては文句なしです。ボス戦では攻撃呪文が効かない可能性もあるため、専ら補助に徹することになります。

・彼女の最大の弱点は耐久が心許ないことですね。呪文耐性がある相手には滅法弱いので防御せざるを得ない局面もあります。サマルと異なり盾が持てないのも非常に痛い。

・終盤では水の羽衣を入手するので耐久が改善されます。DQ史上初にして最も水の羽衣が似合うキャラであり、専用ではない武器防具が珍しくキャラの代名詞になっているケースでもあります。

・終盤ではベギラマより強いうえに全体攻撃なイオナズンを習得。「ポパピ~コッ!バーン!」というSEが妙に気に入りました。これは履歴書にかける特技ですね。

・ボス戦ではルカナンも大活躍。最終戦ではサマル、ムーン、シドーの3人が仲良くスクルトルカナンを掛け合う様子が見られました。